高額課金トラブル

すぐにすること

  • 自分ひとりの力では解決が難しいことが多いので、保護者に打ち明けて、一緒に下の相談窓口に連絡してください。
  • 請求に関するメールやゲーム内アイテムの購入履歴、利用規約などのスクリーンショットを撮っておいてください。

保護者の方へ

高額課金の原因とは?

保護者のスマートフォンを子どもに使わせている(年齢による課金上限がなくなる)。
決済時のパスワードを設定していない。
クレジットカードの管理が十分ではなかった。
(子どもが保護者の財布からクレジットカードの番号を盗んだ)
保護者が決済完了メールを見落としていたため、課金に気づかなかった。

対策をお願いします

子ども自身にお金を使っているという認識がない(「支払った」と思っていない)の場合もあるので、キャリア決済やカード決済でもお金が支払われているということを教える。
スマホの設定を変更する(キャリア決済を使えないようにする など。)
ペアレンタルコントロールの実施(ゲーム内アイテムを購入するときの約束 など)。

ペアレンタルコントロールとは?

子どものスマホ利用やネット接続に関して、保護者が制限をかけることを「ペアレンタルコントロール」と言います。広くは「親子の約束」も含みますが、スマホの機能などで「使用時間の制限」「閲覧できるサイトの制限」「使用できるアプリの制限」「課金上限の設定」などをすることを指します。機種やキャリアによって言い方は違いますが、「安心フィルター」や「ファミリーリンク」などになります。
保護者が一方的に「ペアレンタルコントロール」を設定するのではなく、家族で話し合いながら使い方のルールを決めていくことが、子どもの主体性をはぐくみ、ネットと上手に付き合っていく力を育てることにつながると言われています。

未成年者契約取り消し

契約に関して、未成年者が親の承諾なしにお小遣いの額をはるかに超えるような契約をしてしまった場合には、民法第4条に基づき「未成年者契約取り消し」が認められることがあります。専門家のアドバイスが必要ですので、「消費者ホットライン」に電話してください。
保護者のスマートフォンで子どもが課金をした場合、アカウントが保護者名であれば、保護者の判断では取消が認められないことがあります。

相談窓口


▶消費者ホットライン

電話:188
【平日】9:00〜17:00【土曜・日曜・祝日】10:00〜16:00
最寄りの消費相談窓口につながります。課金に関するトラブル等の相談窓口です

参考になるHP

▶国民生活センター
▶政府広報オンライン